会社がクソでも勢いで辞めなくて良かった体験談【ガチ】

Rafael Saes

こんにちわ、やんもです。

先日下記のツイートを見て、
完全に同意だったので共有させて頂きます。

もふ社長@不動産投資家さん
(@mofmof_investor)

サラリーマンを
辞めた僕がいうのもなんですが、

勢いで会社を辞めたり、大学を辞めたりするのはあまりオススメしない。。

大した経験を積んでない人が自分で食ってけるほど甘い世界ではない、、

大企業に勤めてるのならなおさら。

まずは実績積んでからやめるのがおすすめ。リスクが高すぎる🐧💦

— もふ社長@不動産投資家 (@mofmof_investor) 2019年5月23日

最近私も同じことを考えていたので、
上記ツイートに便乗して、
私の意見を書いていきます。

会社がクソでも勢いで辞めなくて良かった体験談【ガチ】

私は今思うと
相当なブラック企業で働いていました。
エブリディ長時間労働
呼吸レベルで蔓延するパワハラ
ノー残業代デーで残業。

若く体力があったから乗り越えられたのか
ただ単に私がバカだったのか
なんとかおおよそ4年勤めました。

公開はできませんが
過去の給与明細からヤバさをお伝えすると

手取りはさておき
3〜6日しか一ヶ月で休んでいません笑

いつかの12月は2日しか休みがなく
（当時はアナログな紙だった）タイムカードが
真っ黒だったのは今でも笑えます。

そんなすこぶるブラックな会社でも
私は働いてよかったと今は思えます。

なので、勢いで正社員をやめることを
私はあまりオススメしません。

もちろん、なんとなく正社員で
会社に依存して生きていくのも
オススメはしませんが。

当時は就職氷河期で
就活がうまくできなかった私は
やっとの思いで唯一採用してくれた会社を
神だと崇め、こんな私でも拾ってくれた
やさしい会社だと信じていました。

この会社以外は私に働く場所をくれない
そう思っていたので頑張れたんだと思います。

ただの販売員でも多くの力が身につく

とても偏見ですが、当時の私は
アパレルの販売員なんて
底辺の仕事だと思っていました。

頭悪そうだし、客に媚びるし
特になんのビジョンもなく
遊びで働いているもんだと
とてつもなく歪んでいた当時の私は
そう思っていました笑

ただ実際、販売員を実際にやってみると
最初はやっぱり思うように売ることができない。

先輩方は楽しそうに喋ってるだけなのに
短歌の高いものを、どんどんレジに運んでいく。

さらに、ラッピングや小さな小物で
これでもかと言わんばかりに単価アップ。

それだけでもすごいと思いますが
さらにすごい販売員はファンがいて
定期的にその販売員に会いに足を運んでくる。
そして、
その人にあったアイテムをオススメして
また購入に繋げる。

新人の私には、底辺だと思っていた販売員の
衝撃的な世界を目の当たりにした感じでした。

先輩のスキルを見て聞いて学び
売れるトーク力！好かれる営業マン！みたいな
啓発本を読み漁り
私もある程度一人前の販売員になりました。

なので、今の私はどんな商材が来ても
売るのは得意な方だと自負しております。

底辺だと思っていた販売員を必死でやったら
以下のスキルが身についていました。

もっともっとあげれそうです笑
特に、コミュニケーション能力が
爆上がりした気がします。

販売員は底辺の仕事だと思っていた私が
必死に行動したら成長したわけですから
自分がこの仕事はクソだなと思った仕事でも
ガチでやれば、成長は可能だということです。

雑用のような仕事でも身につくスキル

たとえば、コピーをとって誰かに配るとか
会議の議事録を取って報告するとか
「これ、私じゃなくてもいいじゃん」的な
仕事をやっていると
こんな雑用みたいな仕事、やりたくない！！
と強く思うこともあると思います。

私は、昭和生まれのただのバカなせいか
小さな仕事だけど与えてもらった仕事！
全力でやりまーーーす！！みたいな
すこぶるハッピーヤローに育っていました笑

コピーひとつとるのも

たくさん試行錯誤、自由研究しながら
コピーをとっていました。

また、議事録の作成も

これもまた、自分の世界で
自由研究をしながら議事録書いていました。

そんな風に取り組んでいると
自然と楽しく継続できますし
だんだんコツを掴んで
効率が良くなったりしてきます。

そうすることで、読みやすい議事録の書き方や
読まれやすい書類の渡し方など
小さなことですが
どんな仕事でも通用するスキルが
少しづつ身についていきます。

成り上がる根性が身につく

今時、根性論なんて時代遅れだとは思いますが
ないよりあったほうが良いに決まっています。

「クソかよ、この仕事！！」とか思いながらも
「こんな仕事させやがって！」と
なぜか「成り上がってやるわい！」と
私は思ってしまいます。

私もあのときの長時間労働を経験したから
今、仕事をしながら少ないプライベートな時間に
こんなブログを長々と、つらつらと
継続して書けるのかも、と思っています。

あの日々に比べたら、今の状況なんて
本当にたいしたことない。

自分のスキルがほぼゼロだからこそ
「成り上がってやるわい！」と芯から思える。

ブラック企業でもたくさんのことを学べた

Jesus Kiteque

うっかりブラック企業に勤めてしまった私は
それでも多くのことを学んだと思います。

どんなクソみたいな会社に入社してしまっても
いつも気持ち次第で自分は成長できるし
何年か本気で取り組むことで
その仕事内容やスキルが
必ず次に活きてくる。

だから、私は無駄な仕事はないと
断言できてしまいます。

私が体験した
クソブラック企業で本気で働いて
気が付いたら得ていたスキルを紹介します。

集計表から学んだエクセル

毎日、売り上げ集計表を
作成する業務がありました。
POSから集計を拾ってexcelに書き出し
それを集計表に貼り付けてメールで送る
本当に単調な業務です。

芸大という少しイレギュラーな大学をでた私は
もちろんexcelを習っていません。
コピペくらいならできる、その程度です。

これもまた、さすがハッピーヤローです。
社会人はエクセルできてナンボ！
みたいな発想から、その集計表で
勝手に自由研究を始めました。

この自由研究のおかげで
普通の人並みにはexcelを使えるようになりました。

会社から与えられた売り上げ集計表などの
エクセルでの資料を
無料で学べるexcelの参考書
にしてしまったんですね。

ハマった私は、それらの資料を模写したり
応用したりしてメキメキと腕を上げていきました。

なので、どんな些細な業務でも
気持ちさえあれば
なんだって学ぶことは可能です。

違法残業・パワハラ・セクハラ

最初にも載せたように
休みのない日々な上
定時になったらタイムカードを切って残業。

また、仕事でミスをすると
「今から窓から飛び降りて死ね！」とか
だれも見ていないところで
思いっきり蹴られたりしてました。
（マジでやばい会社です笑）

「血まみれになって死んで、
お前を呪ってやろうか」
「過労死して会社を潰してやろうか」
とか、本気で考えていた時期もありました。

どうやって克服したかは思い出せませんが
そのような環境で働いたことで
私は、絶対パワハラはしないと
強く、強く思うことができました笑

だから、今の仕事でも、もちろん対人関係でも
「ひとの嫌がることはしたくない」と
貫き通すことができるようになったんだと思います。

<ひとはきっと、辛いことを体験すると
その分、人に優しくなれる。

ワンマン社長と海外旅行

この話も圧倒的ブラック企業なんです、
社長が言うことは命を捨てても絶対でした。

少しでも社長の気に入らないことをすると
「お前はクビだ、今すぐ消えろ」ぐらいの勢いで
本当に次の日から来なくなた人を
何人か見てきました（まじでやばい笑）

当時の私は好き勝手に
仕事に本気で取り組んでいて

など、相当怒られましたが
ふざけてましたが、本気で仕事と向き合っていました。

疲れた毎日を癒すための笑えるなにか。
仕事が少しでも楽になるようになるなにか。
なにかしら作っては勝手に共有して
「お前、ふざけるな！」と何度も怒られる。

そんな私に、ある日、
遠い存在であった社長から1本の電話が入ります。

やんも「やばい、ついにクビや・・・」

恐る恐る電話に出ると、

社長「今度マカオに行くからついてこい」

まさかの海外出張です。

もちろん、買い付けと言う名の
半分はギャンブルと豪遊なのです。

私は今まで見たこともないくらい広い
ホテルの部屋に泊まり
見ただけでゲロが出そうなくらい
高級丸出しの朝ごはんとか
普通の会社員じゃ一生経験できないことを
社長のお金（多分会社のお金）で
経験させて頂きました。

何を理由に私の名があがって
私が選ばれたのは謎ですが
まぁ、ふざけていたにせよ、
自分なりに仕事に対しては本気だったし、
上司からは「変な奴がいます」くらいのレベルで
私の噂が社長の耳に入ったんでしょう。

そんな経験がありますので
とにかく行動していれば
もちろん成長もするけど、

期待もしてなかった世界が待っていた

これが私の体験です。

現場からは以上です！
無理しない程度に無理して、
無理しない程度に無理しない！！！