上司・部下にイラッとしても、それすらも時間の無駄です。【効率良く働こう】
- 2019.07.09
- HowToWork
こんにちは、やんもです。
先日、下記のツイートをしました。
舐められているんじゃないかと感じたとき、怒るんじゃなくって圧倒的に努力する🐡〰️✨
文句は負の連鎖を生み、環境を悪くするだけ😌
働く場所の人間関係は絶対大事✨
態度ではなく、行動で駆逐する🤙
— やんも@駆け出しプログラマー (@Beer7769) 2019年7月8日
私は、まだまだ未熟者なので「なめとんのか」「悪いのはそっちやで」と思ってしまい、さすがに口や手が出ることはないですが、心の中でイラっとしてしまいます。
今日はそんな自分を俯瞰して導き出した、解決策を書きます。
上司・部下にイラッとしても、それすらも時間の無駄です。【効率良く働こう】
先日、部下が逆ギレしてきました。
私が部下に指摘した内容は「自分で決めた締切りくらい守りなさい」といった内容です。
自分は正しいことを言っているのだから、逆ギレされる筋合いはないと、つい戦いを挑んでしまいそうになります。
ただ、このような行動は逆ギレに逆ギレを返す「逆ギレ戦争」でしかないので、時間の無駄と考えます。
理由は下記です。
- エンドレス、逆ギレ
- エネルギーを消費する
- 部下は他人
怒りを被せてきたので、私もついイラっとしてしまいましたが、冷静に考えて相手は部下です。喧嘩をする相手ではありませんでした。
【問題点1】エンドレス、逆ギレ
上司が部下に感情的になるなんて、情けないと思います。
まだまだ、私は未熟者だなとは思いますが、ただ私も人間ですし、仏でもあるまいし、イラッとしてしまいます。
ただ、それに逆ギレ返しをしても、火に油を注ぐようなもんで、言い合いになるに決まっています。
- 部下との関係が悪くなる
- 職場の空気が険悪になる
- 周りを疲弊させてしまう
百害あって一利なしです。
それに結局、上司が折れるしかない。
部下が折れるようであれば、それは「風通しの悪い会社」と言われますし、部下も働いていて楽しくないです。
上司である立場としては、どんな理不尽な言い訳をされても、どんな嫌なことを言われてもグッと飲み込んで、怒りに負けてはならないのです。
石が投げられたら池には波紋が広がります。それを、どうやって消すか。
答えは簡単です。そのまま放っておけば自然に波紋は消え、いつもの自然な湖面に戻ります。
引用元ー「怒らない禅の作法」/枡野俊明
ジタバタせずに、放っておけってことですね。
【問題点2】怒りの感情はエネルギーを消費する
部下だけに限らず、怒りという感情は本当にエネルギーを消費します。
- 意味もなく気になる
- 常にイライラしている
- 何かにつけて腹が立つ
怒りに感情が支配されると、そればっかり考えてしまったり、それが気になって手中できなかったりと、無駄なエネルギーを消費しがちです。
そして、イライラしたからって怒ったからといって、決してスッキリすることはないです。
無駄ですよね。
もし、その同じエネルギーを仕事に当てられることが出来たら、どれだけパフォーマンスが上がることやら。
自分の価値観を相手に押し付けるのは、お互いの調和を乱すことにしかなりません。
自分がされて嫌なことを、相手にしてしまっていると反省します。
【問題点3】部下は他人
例え年齢が上でも、会社員で勤める以上、部下は部下です。
感情的に怒る上司を好きになる部下なんているはずないです。
マザーテレサにでもなったつもりで、慈悲の心を持ち続けないといけません。
人を変えたいなら、まず自分がその見本となりましょう。あなたが目標に向かって懸命に取り組む姿勢を見せれば、周囲も自然と動き出すはずです。
引用元ー「怒らない禅の作法」/枡野俊明
そうです、誰かに「変わってほしい」とか思うこと自体、無駄な思考です。
過去の記事、マネジメントのすべては部下が教えてくれる【割とマジ】にも書きました。
私はつい、言うことを聞いてくれるひとを求めがちですが、私はそんな人間になりたくないと、こうやって立ち止まるたびに気づかされるのです。
他人に怒るなんて、時間の無駄です。
私は怒りやすい体質で、まだまだ心が未熟だなと思います。
怒っても意味ないってわかっていても、心の中で怒ってたりします。
でも、そんな自分は嫌ですし、今回の一件で自分なりに反省しました。
怒ることは効率が悪い働き方だな、というのが今回の反省の結論です。
すべて自分の責任と自覚する
私の言い方、ニュアンスが相手を嫌な気持ちにさせてしまったんだと反省します。
例えば、なにかの商材をお客様に提案したときに、結果断られて成約に繋がらなかったときに、私は下記のように振り返りを行います。
- 魅力を感じる案内が出来ていなかった
- 価値を感じる言い方が出来ていなかった
- 納得する提案が出来ていなかった
お客様、つまり「相手に伝わる言い方」が出来ていなかったから、成約されなかったと反省し、どう言えば良かったのか考えることがよくあります。
「欲しい」「価値がある」「魅力的だ」と思ったものは、買わない人なんていません。
それと同じで、私の部下に対する指摘が、その本人にとって納得できる指摘ではなかったのだろうし、価値のある指摘だと思うような言い方が出来ていなかった。という結論に至りました。
そう思うと、怒りどころか「次はこう言ってみよう」とか「ああしてみよう」とか前向きになれます。
挑んできても、戦わずして勝つ
誰しも争いは好みませんし、どっちが強いかなんて社会で力比べしたところで、なんの収入にもなりません。
争いは無益です。
「行解相応」ーぎょうげそうおうーという禅語があります。
「自分でできることを、まず自分からやりなさい」という教えが込められている言葉です。
引用元ー「怒らない禅の作法」/枡野俊明
挑んで来るということは、勝てる相手だと思われているということ。
たとえば、私たちブロガーが、誰もが尊敬するマナブさんに喧嘩売るなんて絶対しないですよね。
もし、うっかり目の前に現れても、声かける勇気ないですし、ひぇぇ〜ってなってオドオドしてしまうに決まってます笑
それくらいの存在になれてないってこと笑
つまり、戦うのではなく、自分の出来ることを懸命に取り組んで、圧倒的熱量で怯ませます笑
部下自身の、ものさしに合わせる
とはいえ、部下だとしても、他人は他人。上下関係とか関係なく、とにかく他人です。
自分と全く同じ価値観なわけないし、思い通りに行くわけないです。
もし、自分と全く同じ価値観で、同じ行動をする人ならば、自分の価値が半分減ると考えます笑
- 期待をする
- 怒る
- 反撃する
これは、手段は違いますが結局「自分の価値観を押し付けている」に変わりないです。
例えば、ブラットピットの趣味が昆虫採集だったとしても、私は「そんなブラピも好きだなぁ」と思ってしまうと思います。
ブラピの大好きな昆虫たちに、「私は虫が嫌いなんやぁあああ」とかって、殺虫剤を巻くなんて出来ません。
その人の価値観、ものさしを否定したり怒ったりすることなく、受け止める。
そんな人間になりたいです。
今回の反省を踏まえて、私はまだまだ部下に対して愛情が足りなかったと反省しています。
明日からは鬼仕事と愛の笑顔で、過ごしてみようと思います。
怒っても仕方ないと思ってはいるものの、やっぱり「ぐぬぬ」が喉のあたりにいるので、ビールで流し込んで、明日の朝トイレに行って、流しますね。
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