同時進行が出来ないから、効率が悪い?【その解決策を解説】

同時進行が出来ないから、効率が悪い?【その解決策を解説】

こんにチワワ、やんもです。

先日は、仕事が出来ないから自己否定するのは間違っている【違う違う、そうじゃ、そうじゃない】を書きました。

この記事の結論は、自己肯定が低いから「仕事が出来ない人」になってしまうんだよ、ということです。

でも、これを克服するのは、時間がかかると思うので、すぐに実践できる「効率のいい行動の考え方」を書いていきます。

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同時進行が出来ないから、効率が悪い?


unsplash-logoPatrick Perkins

いかに、効率良くやるかを考えたときに、段取りを考えて、同時進行できるものを組み立てていく。

周りの人を見ると、効率よく仕事をしてるのに、自分はそれが、どうしても出来ない。

  • ひとつのことに集中してしまう
  • 複数を同時にやると混乱する
  • 複数を同時にやるとミスしそう

上記のような、不安があるから、同時進行が出来ない。またはするのが不安になる。

ひとつのことに集中してしまう

ひとつのことに集中してしまうのか、そのこと以外考えられなくなるのか。

同時進行を避けるというか、同時進行できない人の心情は、ぶっちゃけ、下記3つなんじゃないかな、と思います。

  • テンパりたくない
  • 何も考えたくない
  • そっちのほうが、ラク

ひとつのことに集中して、それを終わらせてから次に取り組んだ方が、結果早く行くと思う。

それは、まさしく正論なんだけど、終わった後に振り返ってみると、意外と周りより遅い結果になってませんか。

それなのに「早く終わった」試しがない

結局のところ、ひとつひとつタスクをこなして行く自分よりも、同時進行ができる人の方が、早く仕事が終わったりします。

「ああ、同時進行できる人にはやっぱりなれないなぁ」と思うかもしれませんが、その人を良く観察して見てください。

異なるふたつのタスクを、全く同時に処理していることはないはずです。

例えば、ひとつのエクセルの集計表を作成し印刷している間に、次のタスクに取り掛かる、みたいな、集中するタスクが細かく連続しているだけです。

ここで、「同時進行ができない」ひとは、印刷が終わるの待ってから、次に行くのです。

つまり、同時進行は、同時に同じことをするわけじゃない。

  • 集中するときは集中する
  • 考えなくてもいい時間は、次に取り掛かる

このふたつを繰り返して、同時に同じことをしなくても、集中する時間を連続させることで、早く仕事を終わらせることができます。

時間が無限にあると思っている

終わる時間が決まってないパターンがかなり多い。もしくは、終わると見積もった時間内に終わることが少ない。

これは、先ほども紹介した前回の仕事が出来ないから自己否定するのは間違っている【違う違う、そうじゃ、そうじゃない】の記事でも書いた、時間の感覚がズレているのもひとつの原因です。

または、見積もった時間内に終わらせる根拠がなく、ただ漠然とあと15分くらいで終わるだろうと思っているパターンが多い。

根拠のある時間の見積もりの考え方は下記です。

  • 〇〇に5分
  • △△に5分
  • □□に5分
  • 計15分で終わらせる!

と細かくタスクが分断されて、その決められた5分以内に終わらせるように行動するから、決められた15分で確実に終わる。

極端に言えば、あと15分で爆発する時限爆弾よりも5分で爆発するほうが、より急ぎますよね。

より細かく時間を刻むことで、そのスパンの行動は早まるのは自然なことだと思います。

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タスクをみじん切りにしてブロック感覚で組み立てる


unsplash-logoMaarten van den Heuvel

じゃあ、実際どうしたらいいのか!どうやって効率よく組み立てていけばいいのか、具体例で解説していきます。

  • タスクのみじん切り
  • みじん切り並べ
  • 時間を決める

はい。お料理の授業みたいになりそうです笑

でも、料理をすることで、効率よく行動する力は伸びると私は信じています。(完全に余談)

まずはタスクのみじん切りをしてみる

さて、例えば「POPを50枚、印刷して、全てラミネートする」という業務があったとします。

このタスクの順番は、簡単です。

  • POPを印刷する
  • 印刷したPOPをラミネートする。

超絶簡単な仕事です。ただ、効率よくやろうとすると、もっとみじん切りになります。

  • POPを印刷する
  • ラミネートフィルムにPOPを挟む
  • ラミネーターを温める
  • POPをラミネートする

ひとつの仕事「POPを作る」という作業でも、より細かく仕分けることができます。

みじん切りしたタスクを組み立てる

この、タスクのみじん切りを、上から順番に実行していくだけだと、そんなに効率は良くないです。

きっと、印刷が終わるまで待ったり、印刷が終わったら、ひとつひとつラミネートフィルムに挟んだり。ひとつのタスクに集中してしまいます。

そうではなくて、みじん切りしたタスクを組み立てていきます。

  • POPを印刷する
  • その間に、ラミネータを温める
  • 印刷できたものから、フィルムに挟む
  • 温まったら、それをラミネートしていく
  • その間に、また印刷出来たものをフィルムに挟む

つまり、同時進行は、同時に集中してふたつのことを行うのではなくて、集中するポイントを細かく連続させることです。

ラミネートしている間は、頭は使わなくても、ラミネーターがラミネートしてくれるので、その間にダミネートフィルムにPOPを挟む!みたいな。

みじん切りを組み立てて、どんどん繰り返していく。これが同時進行です。

そのブロックが終わる時間を最速で終わらせる

さらに、効率をあげるためには、タスクぞれぞれの時間を決めることが大事です。

POP50枚を処理するのに、何分かかるかを考えます。

  • ラミネーターが温まるまで何分
  • フィルムにPOPを挟むのに何分
  • フィルムをラミネートするのに何分

ざっくり考えて、集中して効率よくやれば30分で終わるでしょう。だから、取り組む前に「30分で終わらせる!」と覚悟を決めます。

大事なのは「30分で終わらせる」と考えるのではなく、今から30分後の「何時何分までに終わらせる!」と考えることです。

タイマーで計らない限り、体感の30分なので、実際は30分で終わらないことが多いからです。

私は、Apple Watchのストップウォッチでスタートから図ってるくらい、せっかちですが笑

共通語の「何時何分までに終わらせる」と宣言しましょう。

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なんで、こんなにラミネートで例えたのかわかりません笑

でも、私の中で、ラミネートをやる姿って「どこまで効率を考えられるか」を見る手段でもあります笑

こんな記事書いてる自分が、効率良く働けいなかったら恥ずかしいので、明日も全力で働きます〜

最後まで、読んでくれてありがとうございました。