いったい誰のためのマネジメントで、いったい誰が幸せになるんだ?

いったい誰のためのマネジメントで、いったい誰が幸せになるんだ?

unsplash-logoNaomi Suzuki

こんにちは、やんもです。

いつもマネジメントについて語っています。

その日、感じたことをブログに書かいて、自分で反省して翌日の行動を変えてます。

先日の記事マネジメントのすべては部下が教えてくれる【割とマジ】を書いて、次の日から部下の様子をみていますが、少し仲良くなれたかなと思います。


とはいえ、そんなすぐ信頼関係が築けるとも思ってないので、もう少し時間をかけてみます。

ふと立ち止まると、誰のためのマネジメントをしてるのかわからなくなります。

何故こんなに悩むのか。

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いったい誰のためのマネジメントで、いったい誰が幸せになるんだ


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思ったことを何も考えずに発言したり、行動したりするのは楽チンだけど、マネジメントをしないといけない立場にある以上、ある程度は自分を偽装しないといけないことが多いです。

  • 部下の期待に答える上司
  • どんなときも尊敬できる上司
  • いつも優しく話を聞いてくれる上司

私はどちらかというと、大した人間じゃないと思っているので、意識して言動や行動、それに対する自分の気分や気持ちをコントロールしようと努めているけど、たまにふとめんどくさくなります笑

別に「嘘をついている」までは思っていないけど、ナメられないように、毅然としているというか。落ち着いたフリをするとか。

なんでそこまでして、マネジメントできるような関係を構築したり、気を使わないといけないだと思ってしまいます。

部下は部下で、私の行動に腹を立てることもあるでしょうし、こうしてほしい・ああしてほしい、こんな上司であってほしい。みたいなご希望があるわけで。

もーそんなんやったら、お互いやめへん?と、心の中で思ってしまう自分も、実はいるわけです笑

このブログで、いつか部下の悩みを解決したい

私は部下に「悩んだらググれ」と日頃から言っています。最初は「まずググろ?」と言うことが多かったですが、次第に部下も学んできて、まずググり始めます。かわいいです。

たとえば、「応対時間がどうしても長くなってしまう部下」は、一緒に話し合った結果、原因はテンパっていていつもはできる判断もできなくなっていることでした。翌日、彼は「何故テンパるのか」をググってきて私に報告してきたのです。

実際に彼が見せてきたブログはこちら笑

ブログを要約すると、下記の内容になります。

    テンパる人の8個の特徴

  1. 自分に自信がない
  2. 準備が足りない
  3. 時間の使い方が下手
  4. 気が小さい
  5. あがり症
  6. 臨機応変さがない
  7. コミュニケーションが苦手
  8. 顔がひきつる

すべて当てはまっていると言う部下と、完全に同意の私。そんなことよりも、ちゃんとググって解決しようとした君が偉いと思いました。

そんな体験があったからか、次第に「いつかこのブログが部下たちの手元に届いて、彼らが悩んでいるなにかの、解決への小さなヒントになる日が来たらいいなぁ」とぼんやり考えてるようになりました。

フリーランスを目指しているのに矛盾してないか

社畜なライフスタイルは、確かに私自身の成長に貢献したけども、このような働き方には収入的にも体力的にも限界がある。

そう思って、始めたブログの内容は、仕事のことばかり。

会社で働くこと、社畜であることをオススメいているような。会社員であることを受け入れ、そこで働き続ける人に向けてブログを書いていることに矛盾を感じています。

  • 上司と部下なんてフリーランスにはないじゃん
  • 会社員として生きていく感じじゃん、自分
  • マネジメントよりプログラミングしたら?

ふと、性格の悪い自分が現れるわけです笑

でも別に、会社員で働くことを、全面的に否定して、全員フリーランスになれとか言いたいわけじゃない。

最近は、会社に属さない生き方ばかり取り上げられて、極端に言えば「会社員=能無し」みたいな見下した感じが、ちょっと違和感。

たしかに、なにも考えず、スキルも磨かず、なんとなく働いて、定年退職目指している人もいるだろうけど。

私は、会社員という肩書きでも日々奮闘する部下を応援したいと思って書いてるから、矛盾してないと信じたい。

それでもいつも部下たちのことばっか考えてる自分

結局、マネジメントの記事ばかり書いてるけど、記事を書いた後に気づくことも多々あるわけで。全然未熟者です、私は。

でも、家に帰っても、ブログを書きながらも、みんなのことを考えてしまう。そんな私は、ただの社畜なのか、湧き水のような愛情の持ち主なのか、よくわかりません。

厚切りジェイソンさんの日本は仕事ができない人に良い環境!?厚切りジェイソンが「Why?」と思う日本の職場とマネジメントの記事も興味深い。

部下は、確かに出来ないことも多い。彼らは彼らなりの戦場で、日々猛烈に戦っている。

彼らの成長には、サポートが必要で、一緒に頑張る仲間も必要。これは、初心者ブロガーも同じで仲間を増やして継続しようとしてるじゃないか。

私は、会社員をマネジメントしたいわけじゃない。もちろん、誰かをマネジメントしたいわけじゃない。でも、これまで私が困ったときや悩んだ時に、サポートしてくれた人たちのように、私も誰かをサポートしたい。

つまり、恩返しだ。

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お前の幸せは俺のもので、俺の幸せは俺のものだ


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私が、行き着いた答えは、マネジメントなんて誰かを幸せにするとかそんな綺麗事じゃねぇなって感じです。

部下が成長する姿をみると、私は幸せ。成長したな〜と自覚する部下の気持ちも、私の幸せ。ごめん、全部自分のためだわwと結論づけてしまった。

いい意味で見下して部下を見ている

本当に不適切な言葉だと思うけど、うまく言葉が見つからなくて困っている。でも最近わかったのは、部下を部下として認めることだと前回の記事でも書いた。

同レベの人間だと思うと、自分が出来るのにその人が出来ていないと、出来ていないことに腹が立ってしまう。

でも「この人は部下」と認めるだけで、出来なかったことに対して、不思議と自分の責任を感じる。

どうしてできなかったのか。自分にもっとできることはなかったのか。今後の自分ができる改善策はなんなのか。

先入観というのか、思考の決めつけは不思議だと思う。リンゴを赤だと決めたら赤に見えるように、部下を部下と決めたら部下に見えるようになるから。

リンゴが赤と決めなかった何色に見えるか。みたいなくだらないことを、よく考えているのはこの私です。

成長が垣間見えた時に泣きそうになるくらい嬉しい

なんだっけ、「千と一と朝と夕方」みたいなことわざ。いっせんいちゆうにはならず?みたいな。

よくわかんないけど、成長は1日2日ではわかりづらくって、しばらく経ってから、彼らの成長が見える時があります。

  • 字が汚かったのに、前より綺麗になってる
  • 自分で考えて、行動するようになってる
  • 学ぶための行動ができるようになってる

本当に小さなことですが、私は彼らの成長をたまに見つけてしまっては、本気出せば泣いて喜べるほど、本当に嬉しく思える。

それは、歳のせいなのか、自分が成長したからなのか、なにキッカケかはわからないけど。

でも本当に嬉しいよ。

マネジメントにコツなんてない

結局のところ「マネジメント」っていう大きなククリでまとめられて、それを業務として捉えたり、仕事だからと割り切って、マネジメントしようなんて、限界ありすぎパーティだと思う。

好きでもない人の成長なんて本当どうでもいいし、時間の無駄だし、全然楽しくないし、お互いに。

コツなんてわからないけど、私がハッピーヤローな性格だからなんだろうけど、私にとってどんなに苦手な相手でも、なんかそのひと自信を憎めない。めっちゃムカつくところあるけど、めっちゃ無理な性格な部分はあるけど、嫌いにはなれない。

でも、マザーテレサ級の慈悲さ持ってるわけじゃなくって、私は結構直感的に、嫌いになるひとを最初からそばに置かない。そもそも、仲良くならない。

それが、コツってわけでもないけど。でも結局、最後はいつも、おんなじオチになってしまいますね。

LOVE & PEACE!!

本気でマネジメントしたいと思うなら、マネジメントするよりも部下を愛したほうが成果は出やすい。

大事なことだから、もういっかい言うよ?

LOVE & PEACEだよ!!

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